読んだ本の紹介

【デカい態度で渡り合え!】近藤藤太

現在88歳でありながら
今でも現役のFighterである近藤藤太氏。

歯切れがよく、ときおり英語を交えた
その文章は読んでいるだけで楽しくなってくる。

欧米人をケトウと呼ぶ、そのある意味健全な精神は
今の政治家や外務省に見習ってもらいたいものです。

故岸信介首相の渉外担当を32年間も
務めただけあってテクニックだけではない
真の交渉術が書かれてあります。

題名から想像していた内容とは違って
大雑把のようで細心。
戦闘的なようで非常に思いやりの深い
交渉相手を感動させるヤリ方を説かれてます。

私が心に残っているのは
・ピークに時にブレーキをかけろ!
・ビジネスで天気の話しからするのは何故か?
・息子(娘)との会話もシナリオを綿密に、
 リハーサルを何度もやれ!

勿論それ以外に書かれている事も大切な事ばかりですが
私の中では上記の3番目が一番印象に残りました。

こういう方たちは才能があるから、そういった地道な
努力、つまり家族に対しても細心の注意を払っているのだな
と思うと、私なぞはまだまだ修行が足りないなと
思った次第です。

まずは身近な人からやる事が大切なのだと
つくづく思いました。

自分自身を満足させれない
ましてや家族を満足させれない人に
他人を満足させれるかと考えると
答えは自ずと導かれます。

早速行動に移している、この三連休。