『ROME[ローマ]』はアメリカ合衆国のHBOとイギリスのBBCが共同制作した
海外ドラマである。総制作費は200億円以上、制作期間は企画から撮影終了まで
約8年という破格のもの。ローマ軍第13軍団の百人隊長ウォレヌスとその部下の
軍団兵プッロを中心に、内乱期のローマ共和国が描かれている。
ドラマであるため、細部のストーリーは史実とは異なる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第1シーズン
* 1話 失われた鷲 “The Stolen Eagle”
* 2話 ルビコン渡河 “How Titus Pullo Brought Down the Republic”
* 3話 ローマ入城前夜 “An Owl In a Trornbush”
* 4話 休戦の使者 “Stealing From Saturn”
* 5話 アティアの奸計 “The Ram Has Touched The Wall”
* 6話 アントニウスの決断 “Egeria”
* 7話 ポンペイウスの最期 “Pharsalus”
* 8話 クレオパトラ “Caesarion”
* 9話 凌辱 “Utica”
* 10話 凱旋式 “Triumph”
* 11話 第十三軍団の栄光 “The Spoils”
* 12話 カエサル暗殺 “Kalends of February”
第2シーズン
* 13話 遺言 “Passover”
* 14話 表と裏 “Son Of Hades”
* 15話 キケロの提案書 “The Being Words Marcus Tullius Cicero”
* 16話 執念 “Testudo et Lepus (The Tortoise and the Hare)”
* 17話 偽りの和解 “Heroes of the Republic”
* 18話 フィリッピの戦い “Philippi”
* 19話 セルウィリアの呪い “Death Mask”
* 20話 貞淑と裏切り “A Necessary Fiction”
* 21話 宣戦布告 “Deus Impeditio Esuritori Nullus”
* 22話 第一の市民 “De Parte Vostro (About Your Father)”
カエサル、アントニウス、オクタヴィアヌス、ブルートゥスの名前は
なんとなく知っていたのですが、ローマ史に詳しくなくとも
脚本が素晴らしかったので非常に楽しめました。
主人公ともいえる二人のローマ兵士が、うまく歴史の重大な事件に
関わっているのが脚本の勝利ともいえるでしょう。
ローマ時代の市民の風俗・モラルについてもさりげなく描かれていて
良かったです。ギリシャ・ローマ的な「武徳」も「もののふ道」に
取り入れていきたいものです。
男優・女優さんの気合いの入った演技に贅沢なセット・衣装。
史実の人物のイメージにあったキャスティングなどなど。
そして日本の声優さんも素晴らしかった。
ポンペイウス役の小林清志さんの
「オマエはいいな奴隷で、意志もなければ、判断も下さない。
流木と一緒で、さぞ気が楽だろうな。」
という言葉を、まさにあのルパン三世の次元の声で言われるとグッときました。
一話終わる毎に「そこで終わるんかい!」とテレビにツッコミ
してしまうほど、久しぶりにはまったドラマでした。
こんなにはまったのは「バンド・オブ・ブラザーズ」以来でしょうか。
戦国時代もこのクオリティでドラマ化すると、
もっともっと戦国ファンが増えそうですね。
総制作費は200億円以上
制作期間は企画から撮影終了まで約8年
って、日本では無理なのでしょうか。
※R15指定なので、お子様には向いておりません。