以前にも日記に書いたことがあるが
営業とは逆の仕事。
あまり潰しの効かない仕事だし
キャリアにもならないし
知識も身につかないし
社内でのイメージも悪いし
喜びのない仕事だし
取引先の付き合いもあまりない(人脈できない)
ナイナイづくしの仕事なので
飽きたせいもあってか最近はヤル気が
無くなりつつあった。
しかし先日セミナーでお会いした方と
いろいろ話をさせて貰ったところある事に気付いた。
あまり取引先と付き合いはないと言っても
それは接待・呑みなどの実務以外の事なので
実際の業務上での面会や電話の回数は多い。
メーカー・商社・代理店など大小合わせて
数百の会社と取引がある。
うちの業界は現在縮小中なので倒産する会社も多い。
私の仕事はお金を払う方なので事故はあまりないが
倒産のおかげで必要なものが入ってこなくなる時がある。
だから危機管理も考えなければいけない。
以前からそういう事故に遭わないのはただ私の運が
いいのかなと漠然と思っていたが、よくよく
考えてみると無意識に回避しているようだ。
大まかに会社=営業と思っているので
営業が気に入らない会社は取引を行わないように
している、これも立派なスキルと思えてきた。
例えば
電話に出る女性の応対
担当者の電話の応対
面談での営業マンの応対
営業方法
緊急時における会社としての対応
ミスがあった時の対応
弊社の女性に対する態度(これ大事)
などなど
これらが全然ダメな会社とはまず付き合わない。
一つか二つか当てはまる程度であれば、まだ
救いはあるし改善できる。
このスキルが身についたのは購買という仕事が
同じ製品を扱う【同業】の営業マンと同時に
付き合えるという立場にあるからだという事が
わかった。
最近は声の質や調子・しゃべりかたで大体良いか悪いか
わかるようになってきた。
唯一の身についたスキルだ、大切に磨こう。
営業マンは同業他社の営業方法を知ることは
出来ない、企業秘密といっては大げさだが
同業他社の営業に同席することは無いからだ。
今、注目しているのはある分野で独占に近い
シェアを誇るメーカーの営業マン。
私より年上なのですが、営業をかける以前に
人間として最低限の礼儀を知らない。
言われた事はやらない
言ったことは守らない
何でもやりっぱなし
書類のミスが多い(金額の桁間違いなど)
電話で注意すると溜息をついたり、舌打ち。
とうとう堪忍袋の緒が切れたので
出入り禁止を申し付けたら、以前の担当で
あった上司が駆けつけてきた。(この人は優秀)
それ以降良くなるかなと思ったら
また同じような間抜けな電話をしてくる。
なんでこの会社に入れたの?と
雇った人間に一度聞いてみたい。
確かにしゃべらなければ普通のオッサンだが
明らかに目が死んでるでしょ、目が!
目の焦点があってない人は昔から信用しない。
どうも弊社の他部署にも迷惑を掛けているようで
段々と皆に敬遠されて仕事が減っているようだ。
私としては以前の担当者が人間的にも好きだったので
何とかしてやりたいのだが、いかんせん担当が最悪
なので、かばいようがない。
私には他社の営業マンまで教育する時間はない!
まだ業界的には若いので年上の人に大上段から
モノをいうのは気が引けるのです。
こういう時は担当を替えるように言うべきだろうか?
お互い損をしているように思うのだが・・・