織田水軍・九鬼一族 (2008/09) 七宮 〓三 |
鶴次郎です。本日も張り切っていきます!!
■九鬼水軍、村上水軍のイベント計画 鳥羽市観光関係者 観光庁で意見交換
http://www.isenp.co.jp/news/20091106/news10.htm
戦国期の水軍といいますと、近年瀬戸内の大祝鶴姫の知名度が高くなってきたことにより少しずつ注目されてきていますが、まだ“陸の戦い”に比べていささかマイナーですので、これをきっかけにより注目がされればいいと思います。
少し前に書きました「武田と水上移動・戦闘」のネタもそうでしたが、水軍の存在を念頭に置くと、今まで解らなかったことやどうも辻褄が合わないと思われたことが腑に落ちてくることも多そうです。
■意図的に破壊? 16世紀の墓郡みつかる 多可
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0002496420.shtml
16世紀といえば、後期には信長による仏教勢力との前面衝突が起こり、又松永久秀による東大寺焼き討ちなどが起こった世紀でもありますが、この遺跡にみられる意図的と考えられる破壊の痕跡はそうした時代の到来を端的に示しているのではないかとも思われます。
そういえば戦国時代は“冥土”観に(余り指摘はされないですが)かなり大きな変化が起こった時代でもありました(義経や朝比奈三郎が閻魔大王と勝負して勝つストーリーの物語が作られたりなど。この発想の延長線上にあるのが、江戸以降に作られた落語『地獄八景亡者戯』です)。そのことも、信長や久秀の思想とどこかでつながっているようですね。
■真田幸村のイラスト、和歌山で看板に 上田のそば店主が著作権管理
http://www.shinmai.co.jp/news/20091028/KT091027SJI090010000022.htm
姉妹都市になる理由は色々あると思いますが、この上田市と九度山町のようにある歴史的な人物に深い縁があるということで姉妹都市になっている自治体同士もあることを知り、もっとそういった例がないか知りたくなりました。
それにしてもこうした“歴史にまつわる鉄道アート”、もっと増えてほしいものです。
■武将の病気や健康法、書籍で紹介 姫路の医師
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0002493742.shtml
これも興味深いですね。矢張り戦国武将も人間であり、更には生物だったんだなァと思います。それを思うと戦国の人物もそんな特別な存在ではなく思えてきます。
お墓である瑞鳳殿再建の際にお骨=一個の生物としての様々な情報(これらの情報が瑞鳳殿に併設された資料館で公開されているそうです)を備えた肉体として私たち現代人の前に出現することになった政宗の人気が高いのも、一つにはそのためかも知れないですね。
■金沢は「お宝」に苦労せず 金沢法人会、金沢関税会 中島誠之助さん講演
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20091112304.htm
こうした話を聞きますと、矢張り過去があったからこそ今がある、と実感致します。
“風が吹くと桶屋が儲かる”の例えではないですが、戦国期の政治力学が政治そのものだけでなく文化・芸術に意外な遺産を残した(しかもそうした文化的遺産の方が長く息づいている)例を改めて知り、他にもそのような例を知りたくなりました。
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